このまま人口が減り続けると日本はダメになるのか

人口減によって日本がダメになる…という構図での論調が見受けられる。
「高齢者増による社会的負担 ≠ 若い世代の人口比 ≠ 人口減少」
なのだが、ごちゃ混ぜに議論されている気がする。
ある程度成熟した文明は、半ば必然的に少子化に向かう。それにともなって、いろいろと変わって行く。「日本ダメ」になるかどうかを考えるには、「今のまま何もしない」といったおかしな前提は払拭する必要がある。
  • 若年層・高齢者層の構成比
  • そうした構成比に見合う社会や政治の仕組み
  • 人口が経済力や生産力に直結する単純な経済構造の変革
  • など
1億人を切ったらヤバいとか、人口は増え続けなければならないとか、単に人口減=破滅みたいな論調には違和感しかない。
昨年時点で、日本人口は世界第11位、G7のうちベスト10に入る国はアメリカだけ。2050年代後半に日本人口は1億人を切ると予想されているらしい。けれども、それでもまだ、現時点のアメリカを除いた主要国よりも多い。
  • イギリス〔6600万〕
  • イタリア〔6000万〕
  • カナダ〔3800万〕
  • ドイツ〔8300万〕
  • フランス〔6700万〕
・・・えぇと、どうして1億人を切ると国家が破綻するのだろう。

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