薬剤師の存在意義

薬の処方に問題があると健康や生死にかかわりかねません。何も起こらない事にとても重要な意味があります。医師の処方に問題があるというのは極めてレアケースです。人によっては一生遭遇しません。そんなレアケースが起きても検出できるよう、薬剤師が処方を確認します。それを徹底し、薬局の独立性を保つため、薬局が病院と分離されました。警察と司法が分かれているのに似ています。

医師とガチバトルするのが稀でスーパーな薬剤師というわけではなく、そんな事態の方が「スーパー」が付くほど稀なだけです。あまり問題が起きない／起きそうにないからといって、それに備える役割が不要だとする論は成立しないと思います。消防、警察、監査、整備 … 類例はたくさんあります。