有給を400日捨てた

高校時代、授業に皆勤して教師から「素晴らしい」と賞されたことがある。日中に喫茶店へ出入りしたり、ダウンタウンまで遊びに行ったりする不真面目な生徒だったはずだが、どうやら授業はすべて受けていた。

社会人になってからは、新卒入社時に12日/年、その後、年ごとに増えて、フルで20日/年の有給が与えられた。が、ほとんど休まなかった。褒められたことではないが、怠けたり居眠りしたりはある。だがやはり、出社はしていたようで、年に2~3日しか有給取得しないのが普通だった。消化しなかった有給は、40日までストックされるが、ほぼ常に、MAXの40日だった。

記憶する限り、20日/年を全部消化したのは、1年くらいしかない。それも、課長に昇進したか何かで、メンバーに範を示そうとしたからだった気がする。年末近くになってから、毎週水曜を休みにして、無理矢理、年度内に消化した。

転職する際、40日丸ごと使い切る〔会社にとっては迷惑だが合法な〕権利行使すら念頭になく、担当システムの開発を残る社員へ引き継ぐべく、一緒に最終週まで土日出社&徹夜をした。なので、有給は丸ごと捨てて来た。

これまでに捨てた有給は、おそらく400日以上あると思う。

昨今は、計画有給を5日/年取得しないと、会社が罰せられる〔労働基準法第39条7〕。そのため、無理矢理休んでいる状況だ。今期も例によってその5日/年が消化できていない…期末までにまた、無理にでも休まなければならない。

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