イントラネット・アプリケーション開発事例

イントラネットへの取り組み

  • 既存の企業内情報システムとの棲み分け
    • 必ずしも既存のIT/技術を塗り変えない
    • 公開・共有する情報の選別
  • イントラネットへの移行
    • 支援体制の確立
    • 利用者の情報(活用)リテラシ
  • イントラネットの構築
    • サーバー構成、処理方式
    • 情報/ページの体系化と一貫性
    • ページの「おまかせ設計」
  • 活用・展望
    • SGMLやグループウェアとの連携⇒文書管理や社内情報の共有
    • インターネットとの接続
    • DBやOSのハイパーテキスト化⇒シームレスな環境への発展

必ずしも既存のIT/技術を塗り変えない

  • イントラネットに向く業務アプリケーションの条件
    • 利用者が多い、拠点が分散している
    • 利用環境(ハード/ソフト)が一定しない
    • 業務やデータが非定型で画面配置や項目数などが一定しない
    • 文書、画像、音声など、情報の内容や構造が規定しにくい
  • イントラネットに向かない業務アプリケーションの条件
    • 厳密に定義された画面レイアウトや操作手順が前提となる
    • 大量トランザクション、大量帳票などを一括処理する

支援体制の確立

  • インフラチーム
    • 対象
      • Webサーバ、その他のサーバ群、Webブラウザ、クライアント機、ネットワーク
    • 機能と役割
      • サーバ設定とシステム情報の管理、新設時、拡張時の各種の設定、パフォーマンスの維持と監視、セキュリティの確保と監視、Webブラウザの配布、バージョンアップ対応、インフラのトラブル対応   など
  • アプリケーションチーム
    • 対象
      • サーバ上の業務処理プログラム、データベース、既存の社内情報システム
    • 機能と役割
      • Webアプリケーションの開発とメンテナンス、業務データベースの設計・構築、既存情報システムとの連携および整合性の確保、利用者の機能変更要望などの反映、アプリケーションのトラブル対応   など
  • コンテンツチーム
    • 対象
      • 公開・共有する社内情報、イントラネット全体のページ群
    • 機能と役割
      • 公開する社内情報の内容検討と選定、イントラネット全体のページ構成検討、情報公開のためのページ作成、社内情報の整合性・一貫性のチェック、社内情報の重複や散在のチェック、内容の保守と必要に応じての審査、内容に関する利用者の問い合わせ対応   など

アプリケーション開発事例

〔略〕

デモンストレーション

〔略〕

イントラ=インドの虎…?

  • イントラネット=実装技術
    • クライアント/サーバはイントラネットを含む
    • イントラネット≠Web方式
    • イントラネット=インフラストラクチャ
    • 社内情報の共有、再利用・活用
  • イントラネット≠最終目的
    • イントラネット=全社的な情報活用技術
    • 利用・運用ルール、体制を含む
  • イントラネット≠インターネットの社内版
    • イントラネット=道具
    • ビジネス⇒ねらい⇒情報システム
    • イントラネット≠ビジネスソリューション

SEA_Forum 96/07/26

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