利用現場で波風が一切立たない開発プロジェクトは、経営にほとんどプラスの影響を与えない

  • 井戸端会議や縄暖簾の根回し会社の情報が、ISNDとかLANとかを通り抜けると、急に高級品になるのだろうか。もの言わぬ機器群に取り囲まれてスリムになったと思っていると、いつの間にやら人間同士の対話が消え去って、企業から油気が抜けやしまいかと馬鹿な心配をしている。
  • システム部門の全員が理解できる技術を採用する。
  • 10人のうち一人しか分からない先端技術は企業にとり意味が無い。
  • 後からデータをいれるとか修正するという面倒なことは横着な人間にはできない。
  • そもそも利用現場で波風が一切立たない開発プロジェクトがあったとすれば、それは経営にほとんどプラスの影響を与えない、システム部門の自己満足に終わるシステムが出来上がったにすぎない。
  • 我々システム屋は自分たちが作ったものを自分で使うわけではない。慈悲の心を持って、実際に使う現場の人たちが喜ぶようなシステムを作れ。
  • 企業内のシステム部門はそれのみにて存在する価値はない。

-宮下忠幸、前ケイライン・システムセンター社長

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