COBOL技術者の未来

Q: COBOL技術者です、仕事が減っています

いまITはパラダイムシフトしつつあります。COBOLが必要とされる場面は、どんどん減っていくでしょう。COBOLに関する仕事は、既存のCOBOLプログラムの保守と、COBOLから新しいアーキテクチャへの移行に限られてていくと思います。

Q: COBOL技術者に未来はない…と?

いまあるCOBOLプログラムを20年~30年大切に使い続ける企業はあるでしょう。けれども、COBOLで新たにシステムを構築する企業は確実に減っていきます。ですから、COBOLだけに固執していると、技術者としての寿命がCOBOLプログラムの寿命に左右されてしまいます。

一方で今後は、COBOLから新しいアーキテクチャへ移行する仕事はどんどん増えると思います。既存のCOBOLプログラムの構造、何をしているか、などが理解・把握できないと、他のどんな言語にも移行できません。そのとき、COBOL技術者の本領が発揮できると思います。

 

SEA_Forum 96/07/26

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